雪(積雪)がしだいに厚くなって氷となり、重力によって流動するようになったものを氷河とよぶ。
降ったばかりの雪(新雪)の密度は約0.05~0.15g/cm3で、雪の結晶と結晶の間は空気で満たされている。
しかし積雪が厚くなると、上からの重みですきまが押しつぶされ(圧密)、空気が抜けて固くしまった雪(しまり雪)になる。
また、日中雪が融(と)けて夜間にふたたび凍るような場合には、粒の粗いざらめ雪ができる。
積雪はこのようにしてしだいに密度を増していき、密度が0.5g/cm3以上になるとフィルンfirnとよばれる。
夏が過ぎても融けきらず、年を越した雪渓(越年雪渓)の雪はこのようなフィルンになっている。